2010年 01月 04日
おとじろうで初登り。 |
新年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。
日曜日。2010年の初登りは、おとじろうへ。城ヶ崎海岸駅から日蓮で講習する吉田さんの車に乗せてもらって、近くの遊歩道入り口まで。ありがとうございました。先に着いていたまいさんと合流して、おとじろうの入り江におりる。
まいさんは以前講習で来たことがあるという。その時は生徒いっぱい、すだれのTRまつりだったそうだ。本日は我々のみの貸し切りである。自分は初のエリアなので、ネットで見つけたコピーを持ってラインを下見。高さは最大15mぐらいとこじんまり。グレードは程よく難しくちょうど良い。しかも、オールナチュラル、フェイスはTR課題のみとスッキリ。ここの看板ルートはおとじろうハング11aだ。本日の最後はコレにトライをしたい。
まずはアップで波打ち際にある、海ぎわフィンガー5.9から。出だしから3mぐらいの乗っ越しが核心。あとは階段状で終了点。Pも良好、いろいろセットできておもしろかった。OS。続いてまいさんもRP。
次は立ち枯れクラック10b。城ヶ崎特有のうろこ状の緩傾斜フェイスからシンクラックの凹角。Pはすべてナチュラル。リードでトライしてみる。中間部のシンクラックがかなり細く、レッジのクラックにMC2、指の入らない凹角シンクラックにMC1と0、C3の#0を固め取り。少しウスかぶりのフェイスを左のカチに飛ばすのだが、リーチがキツく、カムも小でちょい心もとない。ワンテン。OSは難しい〜。TRをセットして再度登るとしゅっとノーテン。P状況は決して悪くはありません。つっこめなかったなー。気合いの問題でした。トラッド風味のシブいルートだ。次回。まいさんもムーブ解析してトップアウト。そのまま左のTR課題、立ち枯れフェイス10c。FL。隣のリード時より簡単に感じる。やはりTRだからか。
さて、本日のメイン、おとじろうハングだ。顕著なルーフの中央に走るフィンガーサイズのクラックが目を引く。スケールは小さいが、なかなかキビシそうだ。OSは難しいだろうが、何はともあれリードでスタート。ルーフ下までジャミングとフェイスのミックス。ルーフ根元の手前1m下から難しくなってくる。体を振って激痛カチ、ルーフ下にフィンガーをアンダー目でジャミングして。うー、傾斜がきつくテンション。ムーブを考えるが、いまいちわからずとりあえずカムを使って終了点へ抜ける。
やはりTRになってしまったが、いろいろ見えてきた。ルーフ手前の激痛カチ、根元のアンダー目フィンガージャム、ハング中のあまいハンドからリップへ手を出すまで。リーチがあればもっと手数は少なくなるのかな。とりあえず、そのムーブでTRでリップまで行けた(そこで落ちた)。あとはルーフに走るフィンガー、甘いハンドをいかに決めるかだろう。Pはルーフ下にMC2、ルーフ根元にキャメ0.4、リップ手前にMC2というとこか。核心部でのセットではクラックもホールドもあまり良くないので(左ガバはあえて使わず)、一度セットしたら少しクライムダウンしてレストを入れたい。こちらも次回。まいさんもTRトライで自己ムーブ発見。指が細くてルーフ中のフィンガーがバッチリらしい。いいなー。
いつものように暗くなるまでやって終了。まったく人がいなくて次々登れたので、けっこう充実、体の疲れも心地よい初登りであった。
※フィンガージャムで、クラックの中にエッジが立ってると激痛でジャムがキープできない。テーピング忘れないように。
写真/おとじろうハングのルーフで奮闘中のまいさん
日曜日。2010年の初登りは、おとじろうへ。城ヶ崎海岸駅から日蓮で講習する吉田さんの車に乗せてもらって、近くの遊歩道入り口まで。ありがとうございました。先に着いていたまいさんと合流して、おとじろうの入り江におりる。
まいさんは以前講習で来たことがあるという。その時は生徒いっぱい、すだれのTRまつりだったそうだ。本日は我々のみの貸し切りである。自分は初のエリアなので、ネットで見つけたコピーを持ってラインを下見。高さは最大15mぐらいとこじんまり。グレードは程よく難しくちょうど良い。しかも、オールナチュラル、フェイスはTR課題のみとスッキリ。ここの看板ルートはおとじろうハング11aだ。本日の最後はコレにトライをしたい。
まずはアップで波打ち際にある、海ぎわフィンガー5.9から。出だしから3mぐらいの乗っ越しが核心。あとは階段状で終了点。Pも良好、いろいろセットできておもしろかった。OS。続いてまいさんもRP。
次は立ち枯れクラック10b。城ヶ崎特有のうろこ状の緩傾斜フェイスからシンクラックの凹角。Pはすべてナチュラル。リードでトライしてみる。中間部のシンクラックがかなり細く、レッジのクラックにMC2、指の入らない凹角シンクラックにMC1と0、C3の#0を固め取り。少しウスかぶりのフェイスを左のカチに飛ばすのだが、リーチがキツく、カムも小でちょい心もとない。ワンテン。OSは難しい〜。TRをセットして再度登るとしゅっとノーテン。P状況は決して悪くはありません。つっこめなかったなー。気合いの問題でした。トラッド風味のシブいルートだ。次回。まいさんもムーブ解析してトップアウト。そのまま左のTR課題、立ち枯れフェイス10c。FL。隣のリード時より簡単に感じる。やはりTRだからか。
さて、本日のメイン、おとじろうハングだ。顕著なルーフの中央に走るフィンガーサイズのクラックが目を引く。スケールは小さいが、なかなかキビシそうだ。OSは難しいだろうが、何はともあれリードでスタート。ルーフ下までジャミングとフェイスのミックス。ルーフ根元の手前1m下から難しくなってくる。体を振って激痛カチ、ルーフ下にフィンガーをアンダー目でジャミングして。うー、傾斜がきつくテンション。ムーブを考えるが、いまいちわからずとりあえずカムを使って終了点へ抜ける。
やはりTRになってしまったが、いろいろ見えてきた。ルーフ手前の激痛カチ、根元のアンダー目フィンガージャム、ハング中のあまいハンドからリップへ手を出すまで。リーチがあればもっと手数は少なくなるのかな。とりあえず、そのムーブでTRでリップまで行けた(そこで落ちた)。あとはルーフに走るフィンガー、甘いハンドをいかに決めるかだろう。Pはルーフ下にMC2、ルーフ根元にキャメ0.4、リップ手前にMC2というとこか。核心部でのセットではクラックもホールドもあまり良くないので(左ガバはあえて使わず)、一度セットしたら少しクライムダウンしてレストを入れたい。こちらも次回。まいさんもTRトライで自己ムーブ発見。指が細くてルーフ中のフィンガーがバッチリらしい。いいなー。
いつものように暗くなるまでやって終了。まったく人がいなくて次々登れたので、けっこう充実、体の疲れも心地よい初登りであった。
※フィンガージャムで、クラックの中にエッジが立ってると激痛でジャムがキープできない。テーピング忘れないように。
写真/おとじろうハングのルーフで奮闘中のまいさん
by fingercrackjam
| 2010-01-04 00:00
| 城ヶ崎