2010年 05月 09日
オレンジフェース |
土曜日。吉田スクールで昇仙峡オレンジフェース。4月に昇仙峡末端壁登ったあと行く予定だったが断念したクラック主体のエリア。過去のトポではいろいろなクラックが書かれていたので、楽しみだ。
末端壁へのアプローチも遠かったが、さらに急登が続き、踏み跡もなく滑るので消耗する。なんとか1時間をすぎた頃、到着。オレンジの花崗岩の面に入ったクラック。これは美しい。フェイタルミステイク11cのようだ。他にも凹角に入ったクラックが数本。さっそくスピリッツ&ウォーター10bをTRトライ。出だしからシンハンドが続き、ステミングもうまく決まらない。なんとかノーテンだが体感は1〜2グレード上に感じる。
次はフェイタルミステイク。下部は細く、徐々に太くなる「笠間ターゲット」「湯川サイコ」と同様パターンで、取り付きからロープスケールは20mぐらいか。出だし3〜4mはブッシュをたよりに緩傾斜を登りレッジへ。そこから悪い。普段はNGである「くの字ハンド」を使え、と吉田さん。さらにフレアーの見本みたいクラックにフィンガーを2手、そしてシンハンドへという下部が核心。その上のタイトハンドが決まれば、あとは10台前半の気持ちのいいハンドが続いて終了となる。下部のフレアーにフィンガーがなかなか決まらず、登れない。吉田さんが言うにはキマルところがあるというが最初のトライではわからず、いったん降りる。ま、さんはノーテンで登っていた。
しばし休んで2度目でココかなというところがあったが、細すぎてやはりきまらない。手が決まって少し上がると今度はフットジャムが鍵になるので、つま先の尖ったバラクーダにしたが、シューズサイズが少し大きいので、その手前の細かいスタンスが拾えず苦労する。JET7にすればよかったかも…。ごまかしごまかしでテンション入れながらなんとか中盤のタイトハンドまでたどり、終了点へ。
今ひとつ決めどこが見えなかったが、ルートはやはり美しく、気持ちのいいクラックなので次の機会はじっくりやってみたい。結局Pは確認できなかったが、下部フレアーはぬめった泥が残る「溝」なので、オフセットナッツかオフセットカムがあるといいかもしれない。いずれにしても位置を見極めしっかり決めないといけないだろう。上部はキャメのシンハンド〜ハンドサイズでOK。あと出だしの緩傾斜はブッシュ、木にタイオフを2〜3箇所。終了点は大木。
この後はボルダーへ移動するという。もう少し、やってみたかったのだが…。帰り道の岩をまわりこんだ所には昇仙峡レイバック10b、ビギナーズコーナー10b〜cのほか、スッパリときれいなクラックが揃っていた。誰も登っていないのでクラックの掃除が必要だろうが、機会があれば触ってみたいものだ。
下って、末端壁の下あたりに吉田さんが見つけた形のいいハングしたボルダーをやる。リップにフックしてトップのカンテを取るラインをトライする。何度かトライを重ねてようやく登れた。グレードはよくわからないが2〜3級か。もっと簡単かも。正解ムーブがわからず、手こずった。登れたので、終了。ボルダーで少々無理したか、右肩がいたくなった。
※帰りは竜王近くの「神の湯」。湯がよい。丸亀製麺でうどん2杯。うまし。
写真上から
・きれいなクラック、フェイタルミステイク。枯れ木の左のライン。
・吉田さんが見つけたハングしたボルダー。他にマントル課題、リップトラバース等いくつかできそうだが、ホールド少なく、かなり難しくなりそうだ。
末端壁へのアプローチも遠かったが、さらに急登が続き、踏み跡もなく滑るので消耗する。なんとか1時間をすぎた頃、到着。オレンジの花崗岩の面に入ったクラック。これは美しい。フェイタルミステイク11cのようだ。他にも凹角に入ったクラックが数本。さっそくスピリッツ&ウォーター10bをTRトライ。出だしからシンハンドが続き、ステミングもうまく決まらない。なんとかノーテンだが体感は1〜2グレード上に感じる。
次はフェイタルミステイク。下部は細く、徐々に太くなる「笠間ターゲット」「湯川サイコ」と同様パターンで、取り付きからロープスケールは20mぐらいか。出だし3〜4mはブッシュをたよりに緩傾斜を登りレッジへ。そこから悪い。普段はNGである「くの字ハンド」を使え、と吉田さん。さらにフレアーの見本みたいクラックにフィンガーを2手、そしてシンハンドへという下部が核心。その上のタイトハンドが決まれば、あとは10台前半の気持ちのいいハンドが続いて終了となる。下部のフレアーにフィンガーがなかなか決まらず、登れない。吉田さんが言うにはキマルところがあるというが最初のトライではわからず、いったん降りる。ま、さんはノーテンで登っていた。
しばし休んで2度目でココかなというところがあったが、細すぎてやはりきまらない。手が決まって少し上がると今度はフットジャムが鍵になるので、つま先の尖ったバラクーダにしたが、シューズサイズが少し大きいので、その手前の細かいスタンスが拾えず苦労する。JET7にすればよかったかも…。ごまかしごまかしでテンション入れながらなんとか中盤のタイトハンドまでたどり、終了点へ。
今ひとつ決めどこが見えなかったが、ルートはやはり美しく、気持ちのいいクラックなので次の機会はじっくりやってみたい。結局Pは確認できなかったが、下部フレアーはぬめった泥が残る「溝」なので、オフセットナッツかオフセットカムがあるといいかもしれない。いずれにしても位置を見極めしっかり決めないといけないだろう。上部はキャメのシンハンド〜ハンドサイズでOK。あと出だしの緩傾斜はブッシュ、木にタイオフを2〜3箇所。終了点は大木。
この後はボルダーへ移動するという。もう少し、やってみたかったのだが…。帰り道の岩をまわりこんだ所には昇仙峡レイバック10b、ビギナーズコーナー10b〜cのほか、スッパリときれいなクラックが揃っていた。誰も登っていないのでクラックの掃除が必要だろうが、機会があれば触ってみたいものだ。
下って、末端壁の下あたりに吉田さんが見つけた形のいいハングしたボルダーをやる。リップにフックしてトップのカンテを取るラインをトライする。何度かトライを重ねてようやく登れた。グレードはよくわからないが2〜3級か。もっと簡単かも。正解ムーブがわからず、手こずった。登れたので、終了。ボルダーで少々無理したか、右肩がいたくなった。
※帰りは竜王近くの「神の湯」。湯がよい。丸亀製麺でうどん2杯。うまし。
写真上から
・きれいなクラック、フェイタルミステイク。枯れ木の左のライン。
・吉田さんが見つけたハングしたボルダー。他にマントル課題、リップトラバース等いくつかできそうだが、ホールド少なく、かなり難しくなりそうだ。
by fingercrackjam
| 2010-05-09 00:00
| 昇仙峡